横浜市青葉区奈良の歯医者。土日も診療。

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予防歯科

お子さんを虫歯から守るためにも・・・

虫歯の病因菌(ミュータンス菌)は生まれたばかりの赤ちゃんの口の中にはいないことが確認されています。
しかし、ミュータンス菌は感染して(ご両親などから感染します。)うつることが知られており、ミュータンス菌の量が多いお母さんとお子様が、同じスプーンなどを使って食事をするとミュータンス菌に感染しやすくなり、その時期は1歳半~3歳と言われています。
お子様の歯の虫歯予防を始める前に、ご両親の歯のケアをしましょう。
ご両親のお口の中が健康になると、結果的にお子様の歯を守れるんですね。
治していないむし歯があると、ミュータンス菌が増加しますので、早めに治療をしましょう。

左写真は3歳9ヶ月の男の子です。カリエスフリー(むし歯ゼロ)です。お母さまは全歯27本中、14本が処置している歯をお持ちの方でした。むし歯菌の数も多く、むし歯になるリスクがとても高い方でした。妊婦の時から、そして産後お子様と一緒に、自宅とクリニックでのケアを行いました。
その後お母さまは、むし歯の処置が必要な歯はありませんし、何よりもお子様のカリエスフリー(むし歯ゼロ)を達成することができました。その後、4歳になりお母様と来院されました。母子ともに、変わらずむし歯ゼロです。
元気いっぱいの子で、皆様に写真をお見せできないのが残念です。
先日、PMTC、フッ素塗布をされて帰られました。

予防歯科をはじめましょう!

右表はむし歯リスク検査の結果例です。
むし歯リスクの検査によって、あなた様のお口の特徴がわかれば、あなた様が生涯自分の歯を保てるようにアドバイスしていくことができます。
むし歯ができるたびに治療していては、入れ歯になることは明確です。さぁ、私たちと一緒に予防歯科をはじめましょう!
まずは、お気軽にご相談にいらしてください。

むし歯リスクの検査アイテム

むし歯リスクの検査をすると言っても、使うものはこれだけです。
問診やお口の中を健診させて頂き、その後、唾液を採取します。検査は以上です。血液検査のような注射もありませんので当然痛みもありません。
検査結果は4~5日程度でわかります。検査結果をもとに、PMTCをはじめとした予防方法のご提案をいたします。

むし歯の原因は主に3つ
これらを上手にコントロールできればむし歯は予防できます。

  • あなたのむし歯菌の数
  • あなたの歯を守る力
  • あなたの食事の習慣

むし歯の原因の組み合わせは人それぞれ。
毎日歯磨きをしてもむし歯になる人とならない人がいるのはそのためです。

予防歯科の流れ

STEP1むし歯・歯周病リスクの検査を行います。
むし歯予防→だ液の性質・むし歯菌の数・食生活などの検査
歯周病予防→ブラッシング・生活習慣・喫煙有無・関連疾患の有無などの検査

STEP2むし歯・歯周病のリスクを判定
リスクコントロール方法の説明をします。(PMTC・フッ素塗布・キシリトール・3DS・ブラッシング指導・生活指導など)

STEP3セルフケアと、医院でのプロフェッショナルケア
写真は、検査が終わって、プロの歯科衛生士がクリーニングをしているところです。バイオフィルムを除去しています。歯がつるつるになって気持ちいいですよ!

STEP4定期健診(メンテナンス)
快適で健康なお口のなかを維持するためには、メンテナンスが必要です。定期的な来院でむし歯・歯周病の発生や進行、再発を防ぐことが出来ます。

キシリトール

白樺や樫の木などからとれる天然素材の甘味料です。砂糖と異なりむし歯の原因になりません。
また、むし歯の発生・進行を防ぎます。
① プラーク(歯垢)中のpHを5.7以下に下げません。(pH5.5以下になると歯が脱灰(溶ける)していきます。)
② むし歯の原因となる酸を産生しません。(作りません。)
③ 唾液の分泌を促し、歯の再石灰化を促進します。
④ ネバネバした落としにくいプラーク(歯垢)が減少します。

むし歯予防効果を十分に発揮させるためには、高濃度キシリトール配合のガムかタブレットを1日3~5回3ヵ月以上続ける必要があります。むし歯になりやすい場合には、特に効果的と考えられます。また、寝る前のキシリトールは効果的です。

市販のキシリトールガムなど多くは、キシリトールが100%ではなく、砂糖や水あめが入っているものもあります。これを食べていては、虫歯予防になりません。
「シュガーレス」表示を確かめるか、パッケージの成分表示を良く見て、糖類が0gで有ることと、糖質中におけるキシリトールの割合が50%を超えている事を必ず確認してください。
歯科医院専用のキシリトールガムやタブレットはキシリトール100%ですので、歯みがきの後に食べてももちろん大丈夫ですし、寝る前に食べることで、お口の中の環境を良い状態にすることができます。

3DS

3DSとは「dental drug delivery system」の略で、薬剤によりむし歯や歯周病の原因菌を除菌し、むし歯や歯周病の予防を行う方法です。
3DSは特にむし歯菌の多い人や歯周病のリスクの高い人に適しています。
むし歯の主な原因菌であるミュータンス菌は、歯に住み着く性質があるため、歯だけに薬剤を作用することができればミュータンス菌だけを減少させることができます。
しかし、ミュータンス菌はバイオフィルムを形成して、薬剤が直接効かない環境を作ります。(抗菌剤などはバイオフィルムの内側に浸透できません。)
また、口腔内に投与された薬剤はすぐに唾液により希釈されてしまいます。
3DSは、PMTCにて完全にバイオフィルムを除去したあと、あらかじめ患者様の歯にあわせて作っておいたマウストレー内に薬剤をいれ、口腔内に装着します。これにより一定時間歯面にのみ薬剤を作用させることができます。薬剤は唾液に希釈されることなく、安全かつ確実に歯面だけに作用させることができ、むし歯菌などの除菌が期待できます。

麻酔も治療も痛くない

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