|
2009年3月5日 東京都府中市 35歳 女性 | お忙しいところ恐れ入ります。 5歳の娘の虫歯についてご相談させていただきます。 C1とC2の虫歯が1本づつあります。奥歯なので生え変わるまでまだ5〜6年はあることから、白いプラスチックでは強度不足や唾液等が入りやすいため、銀歯にしたほうが良いと言われました。 虫歯にしてしまったのは親の責任ですが、できれば目立たない色にしてあげたいと思います。 虫歯の大きさなどでプラスチックは無理でしょうか。 |
こんにちは。あおばデンタルクリニック院長の鷲尾 英郎です。
ご相談のメールありがとうございます。 お母様の虫歯にしてしまった、というお気持ち、また目立たない色にしてあげたいというお気持ち、よくわかります。 C1とC2の虫歯が1本づつあるのですね。 当クリニックではC1の虫歯は削って詰めるようなことはしません。 予防歯科の考えのもと、進行予防法をご提案の上、経過観察をします。 C2の虫歯は削って詰める処置が必要になります。 C2といっても、歯全体に冠をかぶせるほどの大きなものだと耐久性などの問題から、白いプラスチックでは難しいかと思います。 ただ、部分的に詰める程度の虫歯であれば、十分対応できると思います。 症例を当クリニックのホームページでもご紹介させていただいております。 唾液等が入りやすいという点につきましても、ラバーダムという器具を用いて処置することにより、まったく入ることなく白いプラスチックを詰めることができます。
ラバーダムは小児歯科医であれば、まずお使いになられて処置する器具になり、当クリニックでも必ず使用して処置をしております。 遠くにお住まいですが、来院していただけましたら、ご相談させていただけるかと思います。 治療が終わりましたら、ぜひ予防歯科を実践してください。 今後、他の歯や永久歯虫歯ゼロをめざしましょう。 |
|