最小限の侵襲
最小限の侵襲により、最大の効果を得ることを目的とし、患者様の大切な歯にとってやさしい治療をしようという考えです。
むし歯の治療で、型をとって銀歯などをつくる場合、むし歯以外の部分も削ってしまいます。
もしも、その治療した部分がむし歯になってしまうと、さらに歯を削って治療することになり、むし歯以外の部分にも大きなダメージを与えてしまうことがあります。
術前
むし歯だけを取り（最小限の侵襲）、つめものをすることが可能です。
術後
大切な歯をなるべく削らずに保存し、治療をすることを目的としており、予防歯科のひとつといえます。
う蝕検知液
う蝕検知液とは、むし歯の部分だけを染めるピンク色の染色液です。
使用するメリットは、確実にむし歯で削らなければいけない部分が染色されてわかり、むし歯の取り残しがおきないこと、また染色されるがゆえにむし歯以外の健康な歯質を削らずに治療ができることです。
う蝕検知液を使った治療例
STEP1
う蝕検知液で染めだされたむし歯
注：濃いピンク色の部分
STEP2
むし歯を取り除いたところ
STEP3
コンポジットレジンをつめて、
むし歯の処置が終了したところ
デジタルレントゲン
デジタルレントゲンは、フィルムを使って撮影したものと比較して、エックス線の被ばく量を極めて少なくすることができます。また、鮮明に撮影することができますので、適確な診断を行うことができます。また、フィルム撮影と異なり、現像時間もありませんので、撮影して瞬時に診療台（ユニット）の上でみることができますので、長い待ち時間を必要とせず、スピーディーに診断を行えます。
院内感染対策
必ず使用する基本セット（ミラーやピンセット他）は、患者さま一人一人、専用にパックして滅菌しています。他の診療器具につきましても、滅菌・消毒をきっちりと行っておりますので、安心して治療をお受け頂けます。
オートクレーブ滅菌器。高圧蒸気滅菌器という内部を高圧力にすることが可能な耐圧性の機器を用いた滅菌器です。 内部を加圧し飽和水蒸気を発生させ、温度を120°C程度にすることにより、20分程度で滅菌することができます。
