こんにちは。あおばデンタルクリニック院長の鷲尾 英郎です。
ご相談のメールありがとうございます。
2才半のお子様の下の歯についてですね。
怪我をして下の横の歯が欠けてしまったとのことで、痛かったことでしょう。
また、お母様としましてはご心配のことと思います。
週1回、歯科医院で診てもらっているのですね。
歯の裏から神経が見えるとのことですが、どれくらい見えるのでしょうか。
すけて見える程度なのでしょうか?
それとも完全に露出して見えているのでしょうか?
前者の場合、神経に感染がなく、怪我をした際の衝撃にて歯根や神経へのダメージがない場合には、修復材料にて神経を覆い、欠けたところを修復できるかと思います。
ただし、歯へのダメージが大きかった場合にはこの限りではありません。
後者の場合は神経の処置が必要になると思われます。
神経は、ある日死んでしまうというよりも、徐々に死んでいく、というイメージです。
そして感染を起こせば、歯茎が腫れることもあります。
痛くなる可能性がまったくないわけではありません。
歯磨きをしなかったことが、歯茎に膿がたまる直接的な原因にはならないと思いますが、欠けた歯でも歯磨きは必要だと思います。
実際に拝見しておりませんので、処置方法等については、はっきりしたことは申し上げられませんが、膿がたまるのを防ぐには、その歯の状態に応じて適切な処置を行うことだと思います。
神経の処置をするなら麻酔が必要になることでしょう。
唇の違和感で噛んでしまう等デメリットもあるかもしれませんが、歯科医療として行う必要があるものは、行うべきなのではないでしょうか。
処置や治療方針については、歯科医師によって考え方の違いもあるかと思いますが、担当されている先生と、今一度、よくご相談されてみてはいかがでしょうか。
また何かありましたら遠慮なくご相談ください。 |