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2009年5月11日 神奈川県 31歳 女性 | 7歳の娘がエナメル質形成不全と診断されました。 上前歯が一部白濁しており、6歳臼歯は茶色に変色して生えてきて既に溶けていました。 歯が作られている時期に服用したテトラサイクリン系の抗生物質が原因ではないか?と言われましたが、心当たりはありませんでした。 しかし、5歳の息子が2歳の頃に中耳炎になり服用していた薬がミノマイシン20r1日2g7日分と、2週間空けてまた7日分服用してたのです。1年後にも何度か服用の経歴があります。親としてとても責任を感じており、とても後悔しております。 やはり、息子もエナメル質形成不全を発症する可能性は高いのでしょうか?よろしくお願い致します。 |
こんにちは。あおばデンタルクリニック院長の鷲尾 英郎です。
ご相談のメールありがとうございます。 お子様のことでお悩みのことと思います。 エナメル質形成不全とテトラサイクリン系の抗生物質が原因でおきるテトラサイクリン歯(独特の着色があります。)とは別のものです。 テトラサイクリン歯は、あくまでもテトラサイクリン系の抗生物質を服用した場合にみられることがあるものです。 お母様(妊娠の時期に)やお子様が服用した場合に発症することがあります。 ちなみに、ミノマイシンはテトラサイクリン系の抗生物質になります。 エナメル質形成不全について、原因が異なりますので発症する可能性はありますが、生えてこないとわかりません。 原因としては熱性疾患や外傷、乳歯の根の病巣などそれら以外にも複数の原因があると考えられています。 担当されている先生に生えてきた時点で診ていただいたらいかがでしょうか。 また何かありましたら遠慮なくご相談いただければ幸いです。 |
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